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機能シンボル一覧

Features

LOYTECはビル監視制御における、広範囲かつ様々な製品・アプリケーションを提供しておりその製品は、1個の製品上に多種多様な機能を搭載しております。L-INXオートメーションサーバー、L-IOB I/O IP対応モジュール/コントローラ、L-ROC ルームコントローラ、L-GATE BACnet-LonMarkゲートウェイ、L-VISタッチパネル等が該当し、製品1台で現場に見合った様々な役割を果たすことが可能です。例えば、L-GATEはBACnetとLonMark間の通信用ゲートウェイの他に、ユーザーとの画面インターフェースの提供やトレンドログ用の履歴データを保存する事が可能です。また、L-INXオートメーションサーバーは基本的にはプログラムコントローラですが、対応しているプロトコル次第ではゲートウェイとして使用することも可能です。

LOYTECは研究調査、開発から製品の製造に至るまで高い品質基準を掲げています。また、お客様に高品質の製品を提供・サービスレベルを維持するため、プログラムコントローラはLOYTECのコンピーテンスパートナーに参画する企業及びトレーニング・認証を受けた人員が販売する制度を採用しています。

また、販売している機器の全ての機能について、共通の構築操作手順を提供しており、使用している型番によらず、機能が同じであれば、その手順は同一となっています。通信ポイント作成・スケジュール作成・警報設定・トレンドログ設定から監視画面の構築まで一貫しております。さらに、構築作業の簡略化のために、同一のネットワーク上にあるデバイスからオンライン上でのポイント取込み、オフラインであれば定義ファイルをインポートすることにより、監視に必要なポイントやデバイステンプレートを生成することが可能です。これらの特徴は、L-INXオートメーションサーバー・L-IOB IOモジュール/コントローラ・L-GATEゲートウェイ用の構築ツールに搭載されており、このような幅広い製品群の構築作業を単一の構築ツールで実現できることにより、学習コストの削減に貢献します。

今日の要求仕様の多様化に対して、コントローラ上に搭載された様々な機能と一貫した構築手順は、導入システムの拡張性・柔軟性を最大限に保つことができます。お客様により良く理解していただくためこの章では提供する機能・役割の概要説明をしていきます。より詳細な情報・説明につきましては、対応する製品マニュアルをご参照下さい(LOYTECのWebサイトよりダウンロード可能です)。また、各機能には対応したアイコンがあり、各製品に搭載されている機能を示しています。

AST™はAlarm(警報)管理・Schedule(スケジュール)機能・Trend(トレンド)機能の頭文字から来ており、LOYTEC製品のL-INX・L-IOBコントローラ(IPタイプ)・L-ROC・L-GATE・L-VISに標準装備されています。これらの製品をインストールすることによって、結果的にAST機能を現場内にて分散させることが可能で、システム上の必要とされる場所でAST機能が使用できます。現場内に分散配置されたAST機能はL-WEBプラットフォーム上でシームレスに統合することが可能で、LWEB-900・LWEB-802/803・L-VISタッチパネルから、AST™機能にアクセスすることが可能です。

Alarming

LOYTECのデバイスでは、ポイント毎に警報条件を設定することが可能です。これは、L-IOB I/Oモジュールの物理ポイントであっても、LONやBACnet等の通信ポイントであっても、システム上で同様に設定可能です。

警報条件から生成された警報は、L-WEBプラットフォームの警報管理サーバーに通知・収集され、ポイント種別(物理・通信・プロトコル)とは独立した状態で警報を管理します。また、管理サーバーは、これらの情報にアクセスするためのインターフェースを提供しています。警報情報は、ポイント名・警報値・メッセージ・警報種別・優先順位・承認状態から構成され、メッセージはユーザー定義可能で、変数と結びつけることで、状況に応じて動的に変更させることも可能です。

BACnetをサポートするデバイスでは、イントリンシック報告によるBACnetアラームをサポートしています。BACnetでは、アラームサーバーは通告クラスオブジェクトに紐付いており、警報条件は各IOオブジェクト(AI,AO,AV,BI,BO,BV,MI,MO,MV)のプロパティで定義します。また、L-WEBプラットフォーム上の警報管理サーバーは、BACnet以外の警報をBACnetの警報として扱うことができデバイス内の通告クラスオブジェクトと連携し、BACnetネットワーク側に送信することが可能です。またBACnetクライアント機能により、他社製BACnetデバイス内の通告クラスオブジェクトにアクセスし、それらのデバイスで発生している警報を自動的に取得することも可能です。

LonMarkシステム用に、ノードオブジェクトにある警報管理用ネットワーク変数nvoAlarm(SNVT_Alarm)とnvoAlarm2(SNVT_Alarm_2)経由での警報送信をサポートしています。これにより、LonMarkの警報通知プロファイルに対応している他社デバイスがLOYTECデバイスから送信された警報を取得可能です。警報承認についても、LonMarkの仕様に沿って”RQ_CLEAR_ALARM”によって行います。BACnetと同様に、異なるプロトコル上で発生している警報についてもノードオブジェクトとの紐付けによりLonWorksシステム側に通知させることが可能です。

警報はLWEB-900・LWEB-802/803・L-VISタッチパネル上もしくはデバイスに搭載されているWebインターフェースの中で確認することができます。

警報管理のもう一つの機能として、デバイス上に警報の状態変化を記録するログの機能があります。このログサイズは、設定したサイズ分まで保存することができ、超過した場合は最も過去のものから上書きされていきます。このログファイルはデバイス上での閲覧やCSV形式でのエクスポートに対応しており、電子メールの添付ファイルとして送信したり、デバイス上からFTP経由でダウンロードすることができます。

Scheduling LWEB-900 Scheduling

スケジュール機能とは時間スケジュールに基づき各ポイントの値を変化させる機能です。スケジュールは週間スケジュール・例外スケジュール(休日等)・有効期間にて構成されます。スケジュール機能はデバイス単位で機能し、ポイント経由にて有効・無効化することができます。

スケジュール機能をサポートしているデバイスはバッテリー内臓型のリアルタイムクロックを搭載しており、各ポイントの値を変化させることができます。また、他の機能と同様に、通信プロトコルや種別に関係なく全てのポイントに対して使用することが可能です。

 

LonMarkにもBACnetにも依存しない汎用スケジュールを作成することが出来ます。これは通信プロトコルが混在している場合に有用です。この汎用スケジュールは、全てのポイント・お気に入りに対して機能し、L-WEB900プラットフォーム上では理想的な仕組みとなります。

BACnetをサポートするデバイスはBACnet標準のスケジュールオブジェクト・カレンダーオブジェクトを採用しています。1個のスケジュールに対して、1個のスケジュールオブジェクトが作成され、カレンダーオブジェクトは休日・特日を設定します。BACnetのスケジュールオブジェクトでは1度に1種類の値変化のみ登録可能です。つまり、1度に異なる値を設定したり、アナログ・デジタルを混在させることは、1個のスケジュールオブジェクトでは出来ません。BACnetのクライアント機能を利用して、外部のスケジュールオブジェクトを参照することができ、他社デバイスのスケジュールの参照・編集が可能です。

LonMarkをサポートするデバイスでは、標準LonMarkオブジェクトのLonMarkスケジュールとカレンダーをサポートします。LonMarkのスケジュールでは、1個のオブジェクトでアナログ・デジタル混在かつ異なる値をスケジュール時間毎に設定することができます。

スケジュールはデバイス上で自律的に実行されます。タイムスケジュールと値変化は、LWEB-900・LWEB-802/803・L-VISタッチパネル、もしくはデバイス上のWebインターフェース上で確認・変更することが可能です。デバイス毎に分散配置されているスケジュールはLWEB-900プラットフォーム上で統合的に管理することができます。このプラットフォーム上では、スケジュールのグルーピング、階層構造及びスケジュール変更を効率的に実行することが可能です。

 

Trending

汎用トレンドログは通信プロトコルとは独立しており、時間に渡るトレンドデータを蓄積可能です。トレンドデータの記録は一定間隔・値変化・トリガー発生時の3種類から選択できます。一定間隔を選択した場合、記録時間は正時を基準とします。例えば、15分周期のトレンドログが複数設定されている場合、正時を起点に15分毎に値を記録します。値変化を選択した場合、変化幅等の条件は各ポイント毎に設定することが可能です。これらの条件もまた、ポイント種別(物理・通信・プロトコル)とは独立しています。トレンドログ機能は、自デバイス内だけでなく、リモートのデバイス上にあるポイントについても私用することができます。また、トレンドログ単位で容量と保存方法(サイズ上限固定または自動上書)を選択することが可能です。内部メモリへの保存以外に、SDカードやUSBポートを利用してログを外部メモリに保存することも可能です。トレンドログのバックアップは前面のLCDディスプレイから実行するか、条件指定により自動実行できます。

BACnetをサポートするデバイスでは、過去データ保存用としてBACnetのトレンドログオブジェクトを利用できます。このオブジェクトはBACnetネットワーク経由で参照することが可能で、データを他のBACnetデバイスや監視端末(OWS)に公開することができます。1個のトレンドログオブジェクトは記録対象として、1個のポイントのみ登録可能で、記録できるポイントはBACnetデータのみとなります。その場合、自デバイス内かリモートのデバイス内のポイントであるかは関係ありません。

LonMarkのトレンドについては、LonMark側にログデータにアクセスする標準的な方法が無いため汎用トレンドログとして取込みます。

LWEB-900・LWEB802/803・L-VISでは、プロトコルに関係なく、複数のログデータを表示することができます。表示方法として、線グラフもしくは表形式が選択できます。またLWEB-900では、デバイス側から定期的にログデータを取得しデータベースに保存する方法で、トレンドログデータを長期保存することが可能です。ログデータを保持するデバイス側にインターネットへの常時接続が無い場合、ログデータを添付ファイルとしてメール送信する方法もあります。また、トレンドログデータはFTP経由でCSVファイル形式として出力したり、デバイスによってはSDカードやUSBメモリに保存することもできます。

特定のアプリケーション向けに、ある時間を起点とした特定時間のデータ抽出が可能となっております。これは時系列フィルターによって実現され、フィルターを定義すると、起点時間からその定義内容にマッチしたデータを抽出し、そのデータは、”時系列フィルター”のプロパティに書き込まれます。例えば、毎月1日の深夜0時のデータを最新10個というように、起点とサンプル数によってフィルターを定義できます。この時系列フィルターは、アナログ・デジタル・マルチステートのデータに適用でき、トレンドログを作成する必要はありません。

IOT

The Internet of Things has brought forward an off-spring of devices with Web-based interfaces, such as Multimedia projectors, A/V systems, Smart-TVs, or smart light bulbs. LOYTEC’s groundbreaking JavaScript-based IoT integration allows to integrate them all. In short: If you can control it via app, you can integrate it into the building automation system or touch panel interface.

Typical applications are meeting rooms or auditoriums with scene control of lighting and shading, integration of third-party devices, and operation of multi-media equipment by the touch of a single button. Similar products from the consumer sector like a Sonos® audio system, Philips Hue lights or Alexa and friends can be connected to the LOYTEC building control system.

The IoT function allows connecting the system to almost any cloud service, either for uploading historical data to analytics services, delivering alarm messages to alarm processing services or operating parts of the control system over a cloud service (e.g., scheduling based on Web calendars or booking systems). Processing Internet information such as weather data in forecast-based control is also possible. Finally, the JavaScript kernel also allows implementing serial protocols to non-standard equipment in primary plant control.                                          

Benefits:

  • Easy integration of multi-media equipment into the building control system
  • Connect consumer products like Sonos®, Philips Hue, Alexa and friends
  • Uploading data to cloud services for further processing
  • Scheduling based on Web applications (e.g., Google Calendar)
  • Implementing custom serial protocols

E-Mail Notification

搭載されているメールクライアント機能によって、定期的もしくはトリガーイベントが発生した際に、メールを送信することが可能です。メール本文は定型文や動的に変更される変数をサポートし、送信時に定義された内容を評価し、本文に差し込まれます。さらに、警報ログやトレンドログもCSVファイル形式の添付ファイルとして自動送信することができます。

eメールの送信数は制限することが可能です。トリガーイベント使用時には、周期的かイベント発生時にeメールが送信され、送信に失敗した際も、成功するまで毎30分・24回まで再送信を実施します。

Ethernet

イーサネットは有線ネットワーク・ローカルエリアネットワーク(LAN)における様々なネットワーク技術・ソフトウェア(プロトコル)・ハードウェア(ケーブル・ハブ・インターフェースカード等)を集約したものです。1983年にIEEE802.3として発行され、今日最も普及したLAN技術として発展してきました。パケット交換網として、イーサネットはOSI参照モデルの第1層・第2層に属し、アドレス指定方法や物理メディアについて定義しています。また、TCP/IPやUDP/IPのようなネットワークプロトコルの一般的な基盤であり、同時に複数のアプリケーションプロトコル(HTTP, FTP, IP-852, BACnet/IP等)を多重送信することが可能です。

イーサネットポートを搭載したLOYTECのデバイスは100Base-Tを採用しており、RJ-45コネクタで接続できます。

2個のイーサネットポートを搭載したモデルでは、内部スイッチを利用し2個を同一ネットワーク上で使用するか、各々が異なるネットワークで機能する、いずれかに構成することが可能です。

2個のポートを異なるネットワークに接続するよう構成した場合、例として1個目のポートはセキュリティ面からHTTPSを利用した接続のみ許可するよう設定しWAN側に接続、2個目のポートはビル制御側で使用するBACnet・LonMark・Modbus等が存在する比較的セキュリティ要件が低いLAN側に接続というような構成が可能です。また、ファイアウォール機能をサポートしているため、ポート間で特定のプロトコル・サービスを許可/遮断することができます。

内部スイッチを利用する場合、20台までディジーチェーン接続することが可能で、配線インフラのコストを削減します。また、信頼性向上のため、リングトポロジーを利用した冗長イーサネット構成の構成も可能となっています。この場合、殆どのエンタープライズ向スイッチでサポートしているラピッドスパニングツリープロトコル(RSTP)を利用し、冗長化を実現します。

 

Network Security

セキュリティ面において、LOYTEC製品の必要不可欠な部分として、構成可能なファイアウォールが挙げられます。製品に搭載されたWebサーバー経由もしくはOPC XML-DA / OPC UA経由で有効化・構成変更が可能です。Webサーバーにアクセスする場合、WebブラウザからHTTPSを利用したアクセスができます。予めインストールされているSSL証明書を利用することで手早くセットアップが完了し、後に自分で生成した証明書もしくは、認定機関によって発行された証明書と置き換えることが可能です。データ通信はTLS暗号化方式によって暗号化されております。また、安全な発行元の証明書使用は第三者攻撃を防止します。さらにOPC UAサーバーはOPC XML-DAのセキュアな代替として利用できます。インストール済のサーバー認証書によってOPCクライアントの認証を行います。

BACnet

BACnet(Building Automation and Control networks)は、ビル監視制御分野の規格化されたオープンプロトコルの一個です(ISO 16484: Building automation and control systems – Part 5: Data communication protocol)。1980年代の終わりにアメリカ暖房冷凍空調学会(ASHRAE)によって策定されました。ネットワーク上のコミュニケーションはBACnetオブジェクトを基盤としており、BACnetデバイス上の各ポイントはサーバーオブジェクトとしてネットワーク上に公開されます。他のBACnetデバイスはクライアントとして、これらのサーバーオブジェクトにアクセスします。ネットワーク構築はベンダー固有の構築ツールによって実現します。

BACnetインターフェースを搭載しているデバイスでは、他デバイスからのデータアクセス用にBACnetサーバーオブジェクト(アナログ・バイナリ・マルチステート)、他デバイスへのアクセスのためにクライアント機能をサポートしています。Change-Of-Value(COV)機能によりイベントドリブンで値を送信することも可能です。また、AST機能によりBACnetのスケジュール・カレンダ・トレンドログ・通告クラスオブジェクトをサポートします。BACnet MS/ TP(RS-485ベースの2線式)もしくはBACnet/IPのどちらかで、BACnetネットワークに参入でき、各オブジェクトは構築ツール上のオンラインからの取込み・EDEファイルのインポート・手動の3種類の方法で作成できます。

デフォルトではBACnetオブジェクトは文字エンコードにはASCIIを採用しており、オブジェクト名・説明・状態名等の文字に使用されています。これは、殆どの他社製ツールと互換性があります。他の言語をサポートするため、ISO8895-1(西ヨーロッパ)やUCS-2(日本・アジア地域でのUnicode文字列)へと切り替えることも可能です。

BACnet / IPインターフェースを搭載しているデバイスはBACnetの時刻マスターと動作させることが可能です。時刻同期のためにBACnetのTimeSynchronization/UTCTimeSynchronizationサービスが送信できます。この送信はデバイスの電源リセット時・デバイスのシステム時間変更時・定期的に送信するよう構成できます。また、IPベースのLOYTECデバイスはNTPクライアント機能によってタイムサーバーと同期することができるため、1台のデバイスがNTPと同期し、BACnet側のデバイスとその時間を同期させることも可能です。

LOYTECのBACnetルーターもしくはルーター機能をサポートするデバイスは、BACnet MS/TPのプロキシデバイスとして機能することができます。プロキシデバイスは、MS/TP上デバイスへのWho-Isメッセージに対し、デバイスの変わりに適切なI-Amを返答します。これにより、定義上、MS/TPデバイスが自律的にメッセージを送信することができない欠点をカバーすることができます。この機能を用いることによって、BACnetのネットワークスキャンからMS/TPデバイスを検出することができ、これはプロキシデバイス無しでは実現できません。また、ルーター機能を搭載するデバイスとL-GATEではIPルーター越えのブロードキャストを実現するためのBBMD(BACnet Broadcast Management Device)機能を搭載しています。ルーター機能を搭載しないモデルでは、ネットワーク上にあるBBMDの外部デバイス(FD: Foreign Device)として登録することが可能です。

MS/TPインターフェースを搭載しているモデルでは、MS/TP用のプロトコルアナライザー環境を提供します。キャプチャしたBACnet MS/TPのパケットは、Wireshark(フリーのプロトコルアナライザ)にオンラインで転送したり、デバイス上にキャプチャファイルを記録することができます。記録したファイルはWebインターフェースからダウンロードして、後からWiresharkで開くことが可能です。

その他、デバイスの実装している内容や機能についてはPICS(Protocol Implementation Conformance Statement)ドキュメントに記載しています。また、殆どのデバイスがBACnet Building Controller(B-BC)として、BTL認証を受けています(関連する製品の説明もご参照下さい)。

BACnet Operator Workstation

BACnetオペレーター・ワークステーションは、管理員の方に日々の監視業務に必要な情報収集や設定変更の機能を提供します。値参照・更新に加えてトレンド・スケジュール・通告クラスのオブジェクトの内容を表示することができます。グラフィック画面や帳票表示も可能です。警報発生時に管理員の方に通知を行い、警報承認や一覧表示、アナログであれば警報設定の変更も可能です。

CEA-709 (LON)

1990年代の終わりまで、LON(Local Operation Network)は米国家電協会(CEA)によって、”Control Network Protocol”という名目でCEA-709として標準化されていました。今日、LON(CEA- 709)プロトコルはISO/IEC14908として国際標準として認識されています。LOYTECはLONの分野において非常に精通しており、自社デバイスがLONネットワーク上で通信を実施できる独自技術を開発しました。この開発では32ビットコントローラ上でLONプロトコルをサポートするORIONスタックを実装している統合チップを含んでいます。これらの技術はLONをサポートする全てのデバイスで活用されています。ネットワーク変数や機能プロファイルは、LonMark協会によって標準化されており、LONデバイスの通信インターフェースを表すものです。コンフィグレーションプロパティによって、デバイスのパラメータ変更やダウンロードが可能です。現場での実装については、NL220やLonMarkのようなハードウェアメーカーとは独立したネットワーク管理ツールを用いて行いて、ネットワーク変数のバインディングやコミッション等を実施します。また、これらの情報はデータベースに格納されます。この仕組みにより、オフライン上での構築作業とオンライン上での実装・通信確認を明確に分離することが可能です。また、管理ツールではデバイス毎に用意されているプラグインを使用することができ、手軽にデバイスの構成を変更することができます。

LOYTECのデバイスは、標準ネットワーク変数タイプ(SNVT)、またはユーザー定義変数タイプ(UNVT)によって他のLONデバイスと通信を行うことができます。これらの通信のために、デバイス上に静的ネットワーク変数(Static NV)もしくは動的ネットワーク変数(Dynamic NV)に作成することが可能です。また、外部デバイスとの通信の際にバインディング無しで、ポーリングや書込みを実施することが可能で、この仕組みを”外部ネットワーク変数 (External NV)”と呼んでいます。LOYTECのデバイスは、外部デバイスのネットワーク変数に加え、各デバイスの構成情報であるコンフィグレーションプロパティ(CP)にも直接アクセスできます。2種類あるCP、標準コンフィグレーションプロパティタイプとユーザー定義プロパティタイプの両方をサポートしています。ネットワーク変数は、XIFファイルの読込・LNSデータベースの読込・ネットワークのオンラインスキャン・手動作成の4種類の方法から作成することができます。AST機能では、LonMark標準の機能を利用して警報管理・スケジュールをサポートし、トレンドについては、LOYTECの汎用機能によりサポートしています。TP/FT-10チャネル(ツイストペア)かIP-852(イーサネット)上で通信し、LOYTEC製品の一部もLonMarkに準拠しています(詳細は製品紹介を参照下さい)。

DALI (Digital Addressable Lighting Interface)

DALI(Digital Addressable Lighting Interface)は照明制御用のプロトコルです。IEC62386で標準化されています。DALIは、DALIインタフェースで安定器を調光およびスイッチングするための照明制御サブシステムとして使用されます。安定器はDALIのショートアドレスを使用し、独立して制御および参照することができます。また、DALIグループは、照明シーンを制御するために自由に組むことができます。双方向通信により、DALI安定器は動作パラメータおよびエラーを報告することができます。DALI規格は、照明器具の色制御と、DALIインターフェースを備えた非常用照明システムのテストも規定しています。

新しいDALI-2規格には、照明器具やECGに加えて、スイッチ、マルチセンサー、バス電圧源、制御システムも含まれています。DALI-2以前の時点から、DALIシステムに接続するための専用スイッチとマルチセンサーもあります。これらはメーカーによって相互運用可能ですが、新しいDALIシステムでは使用しないでください。

DALIシステムでは、DALIマスターデバイスはマスター・スレーブ方式によってDALIデバイスを制御および照会します。照明器具はスレーブおよびコントローラーとして機能し、センサーおよびスイッチはマスターとして機能します。マルチマスター機能により、一つのチャネルにおいて複数のDALIマスターを設置することができます。DALI-2デバイスの認定もあります。 認定されたDALI-2デバイスのみがDALI-2ロゴを使用できます。LOYTECは、DALI-2認定デバイスを使用することを推奨します。 DALIおよびDALI-2デバイスは、1つのDALIチャネル内で混合することができます。

DALIインターフェースを搭載しているLOYTECデバイスは、DALIおよびDALI-2デバイスをサポートし、コンスタント照明コントローラ(CLC)機能を搭載したDALIマスターとしてネットワークに統合することが可能です。Webインターフェース経由か特定モデルでは構築ツール経由で構成することが可能です。警報・スケジュール・トレンドのAST™機能もサポートしています。DALIマスターとして、デバイスを個別にインストールすることができます。ビルオートメーションシステムとの統合のために、LOYTECのDALIマスターは、BACnet/TCPインターフェースまたはLonMarkシステムへの統合オプションのいずれかを搭載しています。

DALI 2

新しいDALI-2規格には、照明器具やECGに加えて、スイッチ、マルチセンサー、バス電源、制御システムも含まれています。DALI-2デバイスは、DALI-2ロゴの使用権を取得するため、Digital Illumination Interface Alliance(DiiA)による認定が必要です。DALI-2認定は、市場にある古いDALIシステム(バージョン1)と比較して、大幅に改善された相互運用性と追加の機能性を保証します。LOYTECは、DALI-2認定デバイスを使用することを推奨します。 DALIおよびDALI-2デバイスは、1つのDALIチャネル内で同時に使用できます。

EnOcean

EnOceanはビル制御における無線プロトコル用であり、国際標準ISO/IEC 14543-3-10に制定されています。EnOceanのスイッチやセンサーは無線信号を送信するためにエネルギーを僅かながらに必要としますが、そのエネルギー源は主としてエナジーハーベスティングと呼ばれるスイッチを押す圧力やソーラーエネルギー、もしくはペルチェ素子から得ます。これらのエネルギー量はバッテリーを不要とするのに十分で、バッテリー交換のようなメンテナンスが不要となります。この無線プロトコルはエネルギーを効率よく送信するために調整されていますが、非常に信頼性が高いです。使用周波数帯は地域ごとに異なり、ヨーロッパでは868.3MHz・北米では902MHz(または315MHz)・日本では928MHz(または315MHz)を使用しています。

EnOceanデバイスをLOYTECの製品に取り込む場合は、EnOceanインターフェースであるL-ENOが必要となります。L-ENOインターフェースはUSBケーブルを接続することで自動認識され、電源もUSBから給電されます。

KNX

KNXはビル制御の通信プロトコルの1種であり、ISO/IEC 14543-3 ”Home Electronics Systems(家電システム)”として国際標準化されています。KNXはホームオートメーションとビルオートメーションの分野においても使用されています。KNXネットワークではセンサーと駆動部が1組の通信オブジェクトとして認識されます。1個の通信オブジェクトはそのデバイスが持つ値を保持し、温度・スイッチ状態・設定等が挙げられます。通信オブジェクトはグループアドレスによって通信を行います。センサーは現在値を同じグループに属する全ての駆動部に対して送信します。異なるメーカー間で互換性を実現するため、通信オブジェクトは予め定義された標準データポイント型(Data Point Types: DPTs)を使用しています。また、KNXシステムの実装は、データベースを基とするメーカーに依存しない構築ツール(Engineering Tool Software: ETS)によって行います。

KNXシステムにLOYTECデバイスを組み込む場合、構築ツール(ETS4)から通信オブジェクトのデータベースをエクスポートすることにより実現します。そのデータをインポートすることで、存在する全てのKNXデータポイントがリスト表示され、取り込みたいポイントを選択します。後からETSのデータベースが変更されても、同じ方法で変更点を追跡でき同期することができます。一度KNXのデータポイントが取込まれると、AST機能を同様に使用することができます。警報機能・スケジュール機能・トレンド機能は、全てLOYTECの汎用機能によって実現されます。KNXデバイスとの通信はKNX TP1(ツイストペア・要外部インターフェース)かKNXnet/IP(イーサネット)経由で行います。

M-Bus (Meter-Bus)

M-Bus(Meter-Bus)は遠隔メーター計測のために欧州統一規格EN 13757-2・EN13757-3として制定されました。M-Busはシリアルバスを用いたマスター・スレーブ構成を採用しています。マスターデバイスはネットワーク上のスレーブユニット(メーター)からデータを読み出すことが可能です。マスターからスレーブへのデータ転送は電圧変調信号で、スレーブからマスターへは電流変調信号によって行います。また、M-Busのバスは電力線搬送とすることができ、ネットワーク上の最大デバイス数は使用するM-Busトランシーバーに依存しています。

M-BusをサポートするLOYTECデバイスはM-Busマスターであり、M-Busメーターの取り込みには外部送受信機を必要とします。M-Busデータポイントはオンラインでネットワーク上から取得するかM-Busの作成済みのデバイステンプレートを用いて手動で行います。M-Busデバイスのプライマリアドレス設定は設定ツールより行います。AST機能もM-Busデータポイントに使用できますが、特にM-Bus用のトレンド機能である周期データ収集と過去データ記録はM-Busメーターに最適化されています。

Modbus

Modbusはオープンプロトコルの工業分野における業界標準の1種で、マスター・スレーブ構成を採用しています。1970年代の終わりにPLC間のデータ転送のために開発されました。今日においても、Modbusはフィールドデバイスをシステムに取込むために広く使用されています。ModbusデバイスはシリアルもしくはTCP/IP経由で通信を行い、Modbus TCPはTCP/IP経由での通信を規定しておりIEC61158規格の一部であります。Modbusデバイスはデータ転送のためにレジスターと呼ばれるアドレス体系を採用しており、データの格納場所をレジスターの種類・アドレス・長さによって特定できます。また、データを正しく読むためにはデータの種類とバイトの並び順の情報が必要となります。デバイスの設定にはメーカー固有のツールが必要となります。

ModbusをサポートするLOYTECデバイスはModbus TCP(TCP/IP)とMobus RTU(Remote Terminal Unitの略・RS-485ベース通信)の 2種類の通信方法をサポートしています。デバイスのModbusインターフェースはマスターかスレーブのどちらかで動作することができます。サポートしているレジスターの種類は、Read Discrete Inputs(2)・Read Coils(1)・Write Coils(5)・Read Input Registers(4)・Read Holding Registers(3)・Write Holding Registers(6)となっています。Modbusデバイスの取り込みには、手動でアドレス情報を登録する必要があり、メーカーが提供するアドレス情報が必要となります。Modbusでは他のプロトコルがサポートするようなオンラインでの情報読込が有りませんが、ネットワーク上のデバイスに対して、オンラインテストによる試験が可能です。テストの際に読み込んだデータを見ることによって、対応するポイントを設定することができます。Modbus用のデバイステンプレートを作成することによって、デバイスの構成情報を再利用でき、設定の際の誤りを防ぐことができます。ModbusデータポイントについてもAST機能が利用できます。

MP-Bus Definition

MP-Bus: MP-Busはダンパー開閉用のHVACアクチュエーター、圧力調整弁若しくはVAV(可変風量システム)の制御に使用されます。 このバスは、Belimo社により開発されたマスター/スレーブ方式のバスです。 ネットワーク・トポロジー的には、制限事項は一切有りません。 スター、リング、ツリー構造、或いはその混成のコンフィグを含むトポロジーで使用可能です。

MP-Bus(マルチポイント・バス)は、24V(AC若しくは DC)、GND(グランド)及びMPデータラインの3つの導体により 構成されます。

OPC XML-DA

OPCは自動制御におけるオープンプロトコルの業界標準の1つで、ビル制御において監視側と制御側のデータ通信において頻繁に使用されています。OPCは様々な仕様やバージョンを含んでおりますが、各々の仕様が独立しており、必要なものを選択して実装することが可能です。

OPCをサポートしているLOYTECのデバイスはOPC XML-DA仕様のOPCサーバーを実装しています。異なる通信プロトコル(LON・BACnet・DALI・M-Bus・Modbus・KNX等)の情報を取込む際、OPCタグは自動的に生成され、Webサービス経由でネットワーク上に公開されます。OPCサーバーは、他デバイスに対して、XML-DA仕様のWebサービスによるデータアクセスを提供します。Webサービスは搭載しているWebサーバーと同一のTCPポート(80もしくは443)を使用しています。OPCサーバーは個別のデータポイントから完全なAST機能へのアクセスを提供します。OPC XML-DAではAST機能に対応するタグを定義していないため、複数のOPCタグを用いてAST機能へのデータアクセスを実現しています。Webサービスはインターネット経由でのアクセスのために設計されているため、搭載しているOPC XML-DAサーバーでは、第三者の書込み要求を防止するため、そのアクセスにユーザー・パスワード認証を必要としています。

L-WEBプラットフォームではLOYTECデバイス間のデータ通信にOPC XML-DAを採用しています。これにより、イントラネット・ファイアーウォール/NATルーター経由のインターネットアクセスにおいても通信を容易に可能とします。またSCADAのような他社製アプリケーションにおいても、上記のようなネットワーク環境でOPC XML-DAクライアントとして通信可能で、シンプルでセキュアな方法でアクセスすることができます。デバイスに搭載されているOPCサーバーは特別なPCを必要とせずにIPネットワーク上に配置することが可能です。

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スタンダード モーター インターフェース(SMI)はブラインド用SMIブラインドモーターを制御するために使用されるバスプロトコルであり、ブラインドの昇降及びサンブラインドを伝送上から制御するためのデジタルインターフェースです。SMIを搭載するコントローラはブラインドモーターからのフィードバック取得や、多種多様な制御パラメーター設定を伝送上で行い、コントローラとモーター間の相互通信が可能となります。また異なるメーカー間のSMI対応モーターについても相互接続可能です。SMI対応モーターは5芯のケーブルで接続し、電源の供給と通信の両方を含んでいます。コントローラとモーター間の距離は350mまで対応可能で、伝送1チャネルにつき16台のSMI対応モーターを並列的に接続することが可能です。これらにより、今日の従来方式と比較して、設置・調整に関わる費用・労力を削減することが可能です。

SMI対応モーター搭載のブラインドはコントローラ無しでも、運用のためのセットアップが可能です。SMI対応モーターには設定モードが有り、押しボタンを利用して、どのモーターを有効にするかを設定できます。低電圧モーターにおいてもSMIを使用することが可能で、室内のサンブラインドのような単純な設備もスマートに正確に設置・調整可能となります。この低電圧モーターはSMI LoVoシンボルによって識別可能です。

OPC UA

LOYTECデバイス上のOPCサーバーは、より強固なセキュリティのため、OPC UAバイナリプロトコルもサポートしています。さらにOPC XML-DAと同一のOPCタグ名称を使用しており、よりセキュアで、より少ないデータ量の通信を実現します。

CEA-709 Router

LON(CEA-709)ルーター機能により、LonMarkシステムにおける通信チャネル間のデータアクセスが実現します。チャネルとして、IP-852(イーサネット/IP)を使用することができ、LOYTECのIP-852ルーターはチャネル上のLON IPデバイスの構成管理のためにIP-852 コンフィグレーションサーバー機能を搭載しています。これにより、PC上でコンフィグレーションサーバーを起動することは必要ありません。

BACnet Router

BACnetルーター機能により、BACnet/IPチャネルとBACnet/MSTPチャネル間のデータアクセスが実現します。更にBACnetブロードキャストマネージメントデバイス(BBMD)機能を実装しており、外部デバイス(FD)受入もサポートしています。MS/TPのスレーブデバイスに対しては、プロキシデバイスとして機能します。

Remote Access

LOYTECデバイスはリモートアクセスを提供し、その内容はデバイスのモデルによって異なります。全てのデバイス設定変更・データポイント問合せ・構成パラメータ変更が可能です。これらに加えて、デバイス構成情報のバックアップと復元ができます。AST機能へのアクセスは、警報・スケジュール・トレンド全てにおいて可能で、デバイスからの警報ログやトレンドログのファイル転送による読出しもできます。通信のトラブルシューティング用の様々な解析機能や統計データを得ることができます。LOYTECのコントローラデバイスでは、開発しているアプリケーションのオンラインテストをサポートしています。

RNI

LON対応デバイスがTP/FT-10チャネル上で動作するよう構成している場合、リモートネットワークインターフェース(RNI)機能が使用できます。この構成では、デバイスがネットワークインターフェースとして機能し、これによりイーサネット経由で該当のTP/FT-10チャネルにアクセスすることができます。このネットワークインターフェースはNL220やLonMarkのようなLNS構築ツールで使用することが可能です。また、LOYTECのネットワークインターフェースとしても機能します。さらにこのRNIは遠隔からのトラブルシューティング用に、リモートからのLPA(LOYTEC プロトコル アナライザ)インターフェースとして機能します。

Network SecurityWLANはIEEE802.11に適合するローカル無線ネットワークの1種です。この機能が利用できるデバイス上の全てのプロトコルが無線通信に対応可能となります。

WLANネットワークに参入するため、対応するデバイスはUSB経由でL-WLANインターフェースを接続する必要があります。USBケーブルを接続することでインターフェースを自動認識し、給電されます。既存のアクセスポイントへの接続・自身のアクセスポイント化・IEEE802.11s準拠の無線メッシュ構築が可能となります。メッシュネットワーク規格は比較的新しいものの、非常に多くの優位点があります。メッシュネットワークの大きな優位性の一つは、その自律性にあります。メッシュデバイスとして構成された複数のデバイスは、自律的に他のメッシュポイントを経由する一つのネットワークを形成します。WLANネットワークを暗号化するために、暗号化方式としてWEP・WPA・WPA2が使用できます。メッシュネットワークはWPA2に相当するSAEによって暗号化されます。

Gateway Function

ゲートウェイ機能により、サポートしている全てのプロトコル間のデータ通信が可能となります。これは異なるプロトコルのポイント同士を接続する”コネクション”を利用して実現します。1対多、多対1のどちらのコネクションもサポートしています。コネクションには計算式を含めることができ、例えばプロトコルを変換する際に工業単位を変換するということも可能です。コネクションはテンプレートから簡単に作成したり、構築ツール上の”スマート オートコネクト”機能を使用して自動作成します。特にこの自動作成機能は、エンジニアリングの負担と構成ミスを低減することが可能です。

スマート オートコネクト機能は接続元のポイントを選択することにより、接続先のポイント及び対応するコネクションを生成します。基本的に、接続元のプロトコルは問いませんが、生成される接続先のポイントはサポートしているプロトコルのみとなります。デバイスの種類によって異なりますが、接続先ポイントのプロトコルはLON(Static NV)・BACnet(サーバーオブジェクト)・Modbus(スレーブレジスタ)・ユーザーレジスタの4種類のうち何れかとなります。このうち、LONのネットワーク変数とBACnetオブジェクトの自動コネクションはCEN/TS 152331:2005規格に準拠しております。

Local Connectionローカルコネクションは、1台のデバイス上でサポートしている異なるプロトコル間の接続に使用します。

Global Connection

グローバルコネクションはローカルコネクションと同様の機能ですが、IPネットワーク上の複数のLOYTECデバイスが対象となります。グローバルコネクションはシステムを通して固有の名称を用いてコネクションを生成します。グローバルコネクションに追加されたポイントは、コネクションに接続されている全てのデバイスとデータの送信もしくは受信が可能です。このデータ送受信はデバイスの設置位置や元のプロトコルに一切影響を受けずに実行できます。

L-IOB I/OモジュールはL-INXオートメーションサーバー・L-IOB I/Oコントローラ・L-ROCルームコントローラに対して、物理的入出力の拡張モジュールです。様々なI/Oの構成や通信インターフェースを搭載するモデルがあります。L-IOBコネクト対応のI/Oモジュールはディジーチェーン接続可能です。L-INXやL-ROCはL-IOBコネクトをサポートしており、I/Oモジュールを接続した際に自動検出・対応するデータポイントを自動生成します。また、L-INXとL-ROCの全モデルについて、L-IOB I/Oモジュールは、LIOB-FT(ツイストペア)とLIOB IP(イーサネット)経由でも接続できます。LIOB IP I/Oコントローラについては、L-IOB I/Oモジュールが1台のみ追加可能です。

LIOB-Connect

L-INXとL-ROCのLIOBコネクトポートにはLIOB-10xモデルが接続でき、ケーブル不要で自動的に電源と通信経路が確立します。L-IOBのモデルに関係なく24台まで接続することができ、LIOB-10xモデルであれば、24台のディジーチェーン接続が可能です。接続の際、最初の4台は直接LIOBコネクトポートに接続・連結可能です。5代目以降のLIOB-10xについては、LIOB-A4とLIOB-A5アダプタを利用して2個以上のセグメントに分割する必要があります。

IOモジュールのパラメータ設定は、構築ツールかL-INX・L-ROCのWebインターフェース経由で実施することが可能です。全パラメータ情報はL-INX・L-ROC上に格納されていて、必要であればL-IOBモジュールに再度ダウンロードすることができます。また、L-IOBモジュールを交換する場合、新モジュールは自動的に検出・構成が行われます。

LIOB-FT

LIOB-15xモデルを使用する際、LIOB-FTポートを利用します。接続にはツイストペアケーブルを使用し、フリートポロジーであれば500mまで、バストポロジーであれば500m以上延長することが可能です。LIOB-15xモデルの最大接続台数は、L-INX・L-IOB IPコントローラ・L-ROCの型式に依存します。

IOモジュールのパラーメーター設定(IO設定等)はコンフィグレーターもしくはL-INX・L-IOB IP・L-ROCのWebインターフェースから行います。全パラメーターはこれらのデバイス上に保存されており、L-IOBモジュールが必要となった場合にダウンロードすることが可能です。また、L-IOBモジュールを交換した場合、自動的に検出・再構成を行い復旧します。

LIOB-IP

LIOB-45xとLIOB-55xモデルを使用する際、LIOB-IPポートを利用し、これらはイーサネット経由で接続します。最大接続台数は、L-INX・L-IOB IPコントローラ・L-ROCの型式に依存します。NATルーター越えの通信はサポートしません。

その他の特徴はLIOB-FTと同様で、IOモジュールのパラメータ設定・パラメータ情報の格納先・交換時の挙動について同一です。

LIOB-IP

全てのLIOB I/OコントローラはローカルI/Oを搭載しています。ローカルI/Oのデータはシステム・ロジックに組み込むことができます。ロジック上は、I/Oをローカルかリモートであるかを関係無く扱えます。ローカルI/Oのパラメータ設定は、構築ツールかL-IOB I/OコントローラのWebインターフェース経由で実施することが可能です。

IEC 61131 L-LOGICAD

IEC61131-3準拠のL-LOGICADはアプリケーション・ロジック作成用のグラフィカルなプログラムインターフェース・デバッグ等の統合プログラム環境を提供します。ロジック作成は、ファンクションブロック(FB)か構造化テキスト(ST)を使用することができます。イーサネットかTP/FT-10チャネル経由でアプリケーションのオンラインテストが可能です。IEC61131-3アプリケーションは、実行を止めることなく修正可能です。L-LOGICADはデバッグや調整用の様々なツール、”forceupdate”のようなLOTECオリジナルのファンクションブロックを提供しています。また、グラフィカルな統合オフラインシミュレーション環境により、機能開発の初期段階からエラーを発見することができます。オシロスコープ・ロジック解析機能により、ターゲットの値を適時表示することができます。これらに加えて、ウォッチページを加えることにより、リアルタイム値の表示・変更が可能です。L-LOGICADはデバイス上にある全てのデータポイントに読み書き可能で、ロジックの中でそれらを使用することができます。ロジックは使用している通信プロトコルやIOポイントに依存することなく、独立して実行されます。

L-STUDIOL STUDIO 3.0

IEC61499準拠のL-STUDIOはアプリケーションプロジェクトを作成するためのグラフィカルな統合プログラム環境で、プログラムはファンクションブロックを用いて作成します。プログラム環境はプロジェクト全体に関わっており、IPネットワーク上の各コントローラはデータポイントを処理するためのリソースとして扱われます。L-STUDIOで作成したプログラムは、自動的にネットワーク上のコントローラに配置され、コントローラ同士のコネクションも作成します。プログラムの実行はイベントドリブンで動作し、速いレスポンスを実現します。今までに無い自動制御のコンセプトであるため、”クラウドコントロール”と名付けました。IPネットワーク上の全てのコントローラが1個の制御クラウド上に存在し、イベント発生時に自律的に連携していく仕組みです。アプリケーションに必要な機能群を制御クラウド上に配置することが可能です。厳密なオブジェクト指向プログラムによって、現場に実装済みのプログラム・ファンクションブロックを効果的に再利用することが可能です。様々なデバッグとモニタ機能は、ランタイム環境でのビル全体に渡るトラブルシュートに役立ちます。

L-STUDIOL STUDIO 3.0L-STUDIO has established itself as an integration platform for the L-ROC system for individual room control installations. With the new version L-STUDIO 3.0, LOYTEC is now taking the next step and extending the programming function by a development environment in accordance with the industry standard IEC 61131.

Math Object

ユーザー定義の数式を格納する数式オブジェクトはデータポイントを利用した数式演算を実行することが可能です。数式オブジェクトはデータポイントを入力変数(v1,v2,…,vn)として扱い、数式に従って演算結果を算出します。演算結果は、単一または複数のデータポイントへ反映することができます。演算は、全ての入力変数が有効の場合のみ実行され、各入力変数が変化した際に逐次実行されます。

Backup Restore

デバイスのモデルに応じて、デバイス構成情報は様々な方法で、バックアップ/復元することができます。基本的に、Webインターフェースを搭載する全てのLOYTECデバイスについて、Webインターフェース上でバックアップ/復元を実行することが可能です。また、構築ツール上でも同様の機能があります。L-WEBシステムを使用している場合、デバイス構成情報は一定間隔(1日1回等)で自動的にバックアップされ、必要な際に容易に復元することが可能です。SDカードとUSBポートを搭載するデバイスでは、外部記憶媒体にバックアップを保存することができます。この場合、デバイス本体のLCDディスプレイからバックアップ・復元を実行します。復元実行時には、デバイスが持っていた全てのポイント・dynamic NVとバインディング(LONモデル)・BACnetサーバーオブジェクトとクライアント定義(BACnetモデル)が復元されます。LONモデルであれば、復元時に自動的にコミッションが実行されオンライン状態となり、ネットワーク上の全ての機能が有効となります。LNS構築ツール(NL220やLonMark)を使用している場合では、復元後にリプレースが必要となります。

Device Manager

LWEB-900上のデバイスマネージャーでは、使用している全てのデバイス状態及び各デバイスの詳細情報(デバイス型番・名前・IPアドレス・ファームウェアバージョン・デバイス構成ファイル・プログラムファイル等)を確認することができます。また、ファームウェア更新は個別でも複数一括でも実行可能です。バックアップ機能は該当する全てのデバイスの日常的なバックアップを行い、故障したデバイスで交換が必要な場合でも、容易に復元することが出来ます。デバイス型番にも依存しますが、デバイス上のLCDもしくはLWEB-900のクライアント端末のいずれかで復元操作を実行できます。

 

Device Configuration

LWEB-900は格納されているデータベース情報に基づき、全てのLOYTECデバイスの管理・構成を行います。必要となるデバイスの構成ツールはLWEB-900上で直接開くことができ、その構成情報はデータベース上に格納されています。

AKS - Identification Keys

各データポイントはその名前とパスによって、一意に識別されます。LWEB-900があれば、この識別キーのルールを自由に設定でき、各データポイントに識別キー(IK : Identification Keys)を割り当てることができます。この識別キーのルールはエクスポートして、他のLWEB-900のプロジェクトにインポートすることが可能です。

 

SNMP

搭載されているSNMPサーバー(Simple Network Management Protocol)によって、一般的なITツールによって利用することができるデバイスのネットワーク管理情報を提供することが可能です。汎用のSNMPエージェントから、標準MIB(Management Information Base)によるデバイス状態や統計情報、システムレジスタ、OPCに紐付いている全ポイントを読むことができます。また、警報をエージェントに送信することも可能です。

Local Manual Operation

LOYTECのデバイスは128x64のLCDディスプレイとジョグダイヤルを搭載しており、そこから値確認・テスト・設定変更が可能です。ジョグダイヤルを30分間使用しなければ、自動的にバックライトが消灯します。ディスプレイへのアクセスはパスワードによって制限することができます。現在のデバイス構成情報を閲覧でき、その編集も可能です。また、基本的な設定(IPアドレス・BACnet デバイスインスタンス番号等)の変更も可能です。

設定変更に加えて、L-INXとL-GATEでは外部媒体(SDカードやUSBメモリ)を利用したトレンドデータのバックアップと構成情報のバックアップ/復元が可能です。データポイントの値確認と変更も可能です。イーサネット上では、LCDディスプレイに対してVNC経由でアクセスすることができます。

L-IOB I/Oモジュール・コントローラでは、構成変更に加えて物理I/Oのデータとパラメータにアクセスできます。データポイントの状態は現在値(数値や状態名)と工業単位、及び接点等の状態がシンボルで表示されます。入力と出力はディスプレイからマニュアルモードに変更でき、ロジックから物理入出力を切離すことが可能です。

VNC

VNCを利用して、LOYTECデバイスへのパスワードを利用したリモートアクセスが出来ます。VNCはクライアント-サーバーモデルを採用しており、VNCサーバー機能がデバイスに搭載されています。市場では多種多様なVNCクライアントが各プラットフォーム向けに提供されています。VNC系うで表示される機能や内容は、デバイスの型式に依存しています。

Web Server for Device Configuration

Webサーバーを搭載しているLOYTECデバイスではWebインターフェースを提供しており、Webブラウザ上でメンテナンス向けの簡易構成ツールが使用できます。デバイス構成と通信設定用の設定確認・変更が可能で、トラブルシューティング用に使用している通信プロトコル毎に通信状況の統計情報を見ることもできます。バックアップ・復元についても、Webインターフェース上で実施することが可能です。

イーサネットポートを搭載しているLOYTECデバイスでは、Webインターフェース上で、プロトコル毎の現在値を見ることができます。表示の際には、データポイントリスト、ツリービュー、パンくずリストにより、目的のデータがある場所へ素早く移動できます。データポイントリストでは、ポイント毎のデータポイント名・入出力方向・データ型・信頼性・現在値・説明が表示されます。全てのポイントはリアルタイムに更新され、画面から設定変更も可能です。

L-WEBをサポートしているLOYTECデバイスでは、Webインターフェース上で全ての監視画面がリスト表示され、閲覧することが可能です。AST機能についても、Webインターフェースからアクセスすることができます。

警報一覧では、現在発報している全ての警報が表示され、承認することも可能です(要設定)。また、警報履歴についても閲覧でき、警報と承認履歴が確認できます。承認済み警報は復旧時に、警報一覧から消えます。最後の警報状態変化が履歴に記録されます。警報履歴はWebインターフェースからCSVファイル形式でエクスポートすることが可能です。

スケジュールについても、Webインターフェースからアクセスでき、タイムスケジュールと休日・特日設定を持つカレンダ内容をオンラインで変更できます。デバイス内に存在するスケジュールデータについては、スケジュール対象のデータポイントを変更することも可能です。これらの変更は速やかにデバイスに反映され、デバイスの再起動は必要ありません。

また、トレンドログについても、存在するトレンドログの構成をオンラインで変更することが可能です。構成変更では、新しいデータポイントの追加もできます。この変更もスケジュールと同様に、速やかに反映され、再起動の必要はありません。ログデータは、WebインターフェースからCSVファイル形式でエクスポートできます。

LWEB-900   LWEB-Server LWEB-Clients 

LWEB-900 ビル管理システムはBACnetオペレーター・ワークステーション(B-OWS)の機能を搭載しており、BACnet/IP経由でネットワーク上のBACnetデバイスを統合することが可能です。また、殆どのLOYTECデバイスについても、LWEB-900 ビル管理システムにWebサービス(OPC XML-DA)経由で取り入れることが可能です。LWEB-900は、設置から運用管理に至るまで、柔軟で拡張性の高いソリューションを実現し、デバイス設定(L-INX・IP対応L-IOB・L-ROC・L-GATE・L-VIS)から導入、日々の管理オペレーションに至るまで全てのフェーズで活用することが可能です。

Graphica View

監視エリアの運用・見える化にフロントエンドのグラフィックは必要不可欠であります。各画面は監視データポイントに対して値やシンボルを動的に変化・表示し、各設備の状況を反映しています。LWEB-900に含まれるグラフィック・ビューやネットワーク上に分散されたLWEB-900クライアントを通じて、これらの監視画面を参照することができます。

LWEB-802/803 Visualization

殆どのLOYTECデバイスはグラフィック(L-WEBプロジェクト)を管理・保持することが可能です。これらのグラフィックはL-VIS/L-WEB構築ツール上で作成でき、HTML・CSS・JavascriptのようなWeb用に使用される言語の知識を必要としません。作成したグラフィックはWindowsアプリケーション LWEB-803もしくは、スマートフォンからPCに搭載されている標準Webブラウザ用のLWEB-802で閲覧することが可能です。

Reporting

LWEB-900はトレンドログを元にレポートを生成します。レポートの一例として、ビルのエネルギー消費状況等をまとめるために活用できます。レポート生成は下記のタイミングのいずれかによって実施されます。

  • 定期的: 日・週・月・年単位
  • イベント: 対象データポイントの変化時
  • 手動: ユーザーオペレーション時

レポートはPDF・Excel・Wordファイル形式によって生成可能で、メールを使用して自動配信することができます。

User Management

LWEB-900はユーザー毎に画面の作業環境をカスタマイズできます。ユーザーがログインすると、ユーザーが自分用にカスタマイズしたグラフィックグループが表示されます。グラフィックグループでは、どのウィンドウをレイアウト含めて定義することが可能です。また、複数のグラフィックグループを定義することもでき、作業内容や目的に応じたグループを作成し、交互に切り替えることにより作業効率を高めることが可能です。

LWEB-900ではリストを使用して、ユーザー毎にアクセス権限をオブジェクト単位(フォルダ・データポイント・グラフィック・パラメータービュー・トレンドグラフ)で定義します。アクセス権限リストは親から子へ継承することが可能で、素早いアクセス権限の定義が可能です。

Parameter View

LWEB-900のパラメータービューによって、複数デバイスに存在する運用上のパラメーターを効率よく変更することが可能です。例えば、室温や照明、ブラインド制御等のパラメーターを制御単位でリストに整理することができます。パラメーターリストは、表形式で表示され、各セルにパラメーターを表示します。リスト内のパラメーターは、建物の場所や機能に応じて、自由に変更・設定することができます。

Watch View

LWEB-900では、リアルタイムでデータを監視することができます。ウォッチビューでは、現場の状況を把握でき、対象のポイントを変更や、ネットワーク上で実際に何が起きているかが監視できます。

lstat pictogram 60x60

L-STATは、どのような内部設計にも適合する最新の小さな外観のモデムを備えたネットワークサーモスタットデバイスです。これは、LIOB-AIRやL-ROCなどのようなModbusインターフェースにより、直接LOYTECコントローラに接続されます。