デバイス設定用Webサーバ

Web Server for Device ConfigurationWebサーバを搭載するLOYTECデバイスでは、コンフィギュレーターツールに代わってWebインターフェースでメンテナンス作業ができ、デバイス設 定や通信設定を行えます。また、通信プロトコルについて、解析やトラブルシューティングに使用できる詳細な統計情報も提供されます。Webインタ ーフェースでは、バックアップとリストアも実行できます。

Ethernet/IP対応のLOYTECデバイスは、異なるネットワーク、またはレジスタからのデータポイントの値や状態をWebインターフェースに表示します。 この画面ではデータポイントの一覧が表示されるほか、ブレッドクラムナビゲーションでサブディレクトリにすばやく移動できます。データポイントの 一覧にはデータポイントの名前、方向、タイプ、状態、現在値、説明が表示されます。すべての値はリアルタイムに更新されます。Webインターフェース では、データポイントに変更を加えることもできます。

L-WEB対応のLOYTECデバイスでは、利用できるすべてのGUIがWebインターフェースに表示され、どれもマウスをクリックするだけで利用できま す。ASTTM機能(警報、スケジューリング、トレンドログ)を備えたLOYTECデバイスの場合、これらの機能もWebインターフェースから利用できます。

警報サマリーページには、警報データポイントで現在アクティブになっている警報がすべて表示されます。確認応答ができるように設定されている 場合は、確認応答を返すこともできます。Webインターフェースでは、警報と確認応答を一覧表示する警報ログも表示できます。警報がアクティブで なくなったり確認応答を受け取ったりして警報サマリーページから消えると、その警報の最後の推移が警報ログに保存されます。警報ログの内容 は、WebインターフェースでCSVファイルにエクスポートできます。

Webインターフェースにはスケジューラーのページも用意され、オンラインで例外日スケジュールやカレンダーの項目を変更できます。ローカルの既 存スケジューラーについては、Webインターフェースで、スケジューリングされたデータポイントの再設定ができます。変更はただちに反映され、デバ イスを再起動する必要はありません。スケジューラーへのデータポイントの追加やスケジューラーからの削除についても、再起動は必要ありません。

Webインターフェースのトレンドログの設定ページでは、オンラインで設定変更ができます。新しいデータポイントの追加もできます。変更はただち に反映され、デバイスを再起動する必要はありません。トレンドログのデータは、WebインターフェースでCSVファイルにエクスポートできます。